熱中症
昨日、高知県四万十市で気温41℃を記録したとのニュースがありました。
千葉でも連日35℃を越える猛暑が続いています。
熱中症は、高温で血管拡張がおこり、血圧が低下、脳血流が減少して、めまい、顔面そう白、頻脈などを引き起こします。
症状が進むと、頭痛、吐き気、めまいなどの症状や意識障害まで至ることも。
さらに血管がつまって、脳、心臓などに障害を起こし、死亡することもあります。
患者様でも、室内で過ごされていたのに、めまいやふらつき症状があり、大事をとって病院へ入院。熱中症との診断で、点滴などの治療を受けて退院した方も数名居られます。
急に大量の水を飲んでも吸収されにくいので、こまめな水分の補給が必要です。
また、夜トイレに起きるのが気になって、やすむ前に水分を控えるのも止めましょう。
注意したいのは、大量に水分補給だけでは、血液の電解質成分濃度が低下して、ふくらはぎや腕の筋肉がけいれんをおこします。
ふくらはぎがけいれんしたりする場合は、スポーツ飲料や食事で塩分も取れるように心がけましょう。
まだ猛暑日が続くようです。バランスの良い食生活に心がけ、エアコンなども有効に使ってこの夏を乗り切りましょう。