腰痛とお腹の調子

急性の腰痛(ぎっくり腰)を起こす患者様の中には、腰痛が発症した原因が思い当たらない方が良くおられます。
いつ痛めたのか心当たりが無いのだけれど、段々痛くなって動くのもやっとになってしまったとの事。

尿路の結石で強い腹痛を起こし、ぎっくり腰と思い来院される患者様もおられますので、問診は入念にします。
尿路結石は、腹部の痛みに伴い吐き気などの症状もあり、施術で症状が悪化してきますので比較的判断ができます(すぐに病院へ受診していただきます)

そんな中に良く見受けれられるのは、体のバランスから小腸系の虚を感じる患者様で、聞いてみると数日前から下痢をしてらっしゃるとの事。
体のバランスを整える施術に加えて、おだやかに腹部の押圧を加えます。
きまってとても硬い場所が見付かります(腰痛を起こしている同じ側に見つかることが多い)
これをほぐして行くと思った以上に症状も好転します。

後はテーピングで腰の痛みを緩和して行くことで比較的早く炎症が収まり症状が収まります。