坐骨神経痛

朝晩涼しくなってきた、1〜2週間ほど前から急性腰痛の患者様が増えてきました。
坐骨神経痛を伴わないものは、比較的短期間の3日から2週間程度で治癒していきます。

その中で、急性腰痛が治まった後に坐骨神経痛を発症する方も居られます。
この経過を示す腰痛の方の多くは、下痢などの腹部の不調症状を一緒に持っている場合が多いようです。
当然、坐骨神経痛を発症するのは椎間板ヘルニアなどの器質的な障害を持っている方ですが、そこにさらにお腹の冷えなどから周囲の器官に血行不良を起こす機能的な障害も重なって、神経痛の発症になるようです。

腰痛と一緒にお腹の不調を感じる患者様には、施術に腹部のおだやかな押圧を加えて行きます。
これが以外に腰痛に好感があるのと同時に、坐骨神経痛の発症の予防になっているようです。

実際に坐骨神経痛症状を発症してしまった場合でも腹部の押圧は有効で、軽度の症状では一時的に坐骨神経痛症状が治まってしまいます。
坐骨神経痛の経過は1ヶ月〜3ヶ月程度の方が多いのですが、当院では、下痢などの腹部症状の改善を促すための食事や生活習慣の見直しをお願いすることや、腹部のおだやかな押圧などで発症の予防と早期対応をしております。